そろそろビニールプールの出番かな?
そんな時期になると、「何月から出していいの?」「暑すぎる日は逆に危ない?」とふと気になるもの。
ビニールプールを安全に気持ちよく使うためには、“ちょうどいいタイミング”と“ちょっとしたコツ”が大事なんです。
この記事では、公共プールの運用期間や水温・気温の目安をもとに、家庭でできるプールの始めどき&片づけ方のポイントをまとめました。
お子さんとの水遊び、今年も気持ちよく楽しみましょう!
家庭用ビニールプール、使えるのは何月から何月まで?3つの判断基準
まず結論から言うと、家庭用ビニールプール、使えるの目安は7月15日〜8月末まで。でも、毎日の気温やお子さんの様子に合わせた“柔軟な判断”が大切です。
年々暑さが増す中、ビニールプールは手軽な夏のレジャーとして大活躍。でも「いつから始めていいの?」「暑すぎる日はどうする?」と迷ってしまうこと、ありませんか?
この記事では、公共プールの運用期間や専門機関の水温・気温データをもとに、ママ・パパ目線で分かりやすく解説します。初めての水遊びでも安心して楽しめるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

使い終わったビニールプールの正しい収納方法もまとめてみました!
1:まず目安にしたいのは“公共プールの開設期間”
全国の屋外プール、多くは 7月15日〜8月31日 のあいだだけ開設されています。これは、その時期が気温も高く、水遊びがいちばん気持ちよくできるからなんです。
- 例:京都・久御山町の町民プール → 7月15日から8月31日まで
- 京都の平均気温 → 7月:27.3℃、8月:28.5℃
つまり、おうちプールでもこの時期を目安にするのがベスト。夏休みと重なるのもうれしいですよね。

京都以外の方も近くの公共プールの開設期間を参考にしてみてはいかがでしょうか!
2:お子さんの年齢に合わせた「水温と気温」のチェックを
水温と気温は、プールの楽しさだけでなく、安全性にも大きく関係しています。特に小さなお子さんは冷えやすいので、しっかり確認してから始めましょう。
この基準を知ることで少し涼しい日や、逆に暑すぎる日にプール遊びできるかを判断する助けとなります。
団体名・出典 | 推奨水温 | 推奨気温 | 備考 |
---|---|---|---|
文部科学省(低学年・初心者) | 23℃以上 | - | 学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」 第4章 水泳指導と安全 |
文部科学省(高学年・上級者) | 22℃以上 | - | 同上 |
日本水泳連盟 | 24〜27℃ | - | 競技や練習向け |
厚生労働省 | 22℃以上 | - | 一般的な遊泳向け |
日本赤十字社 | 23℃以上 | - | 一般遊泳の安全指針 |
育児サイト | 26〜30℃ | 28℃以上 | 乳幼児向け。気温は28℃以上、水温は26~30℃が目安くらいが目安(西松屋情報サイト) |
とくに赤ちゃんや未就学児さんは、ほんのりとぬるいくらいが基本。冷たい水道水は避けて、日光で温めたり、お湯を少し足してあげても良いでしょう。
3:水温と気温を合わせて判断する「快適ゾーン」もチェック!
実は、「水温+気温」の合計でプール日和かどうかを判断する方法があるんです。小学校や団体でも使われている基準なので、ママ・パパも参考にしてみましょう。
参考記事:「ちょっと寒いです」まだまだ肌寒い6月に始まるプールの授業 なぜ? (宮崎放送)
合計温度 | 判断 | ポイント |
---|---|---|
40℃未満 | 不適 | 冷えすぎ注意。風邪のもとに |
45〜50℃ | やや適 | 風が強い日は短時間で |
50〜55℃ | 適 | 一般的な水遊びにぴったり |
60℃前後 | 最適 | 暑さも水温もバランスが◎ |
65℃以上 | 中止推奨 | 熱中症のリスクが高まります |
たとえば、外の気温が30℃、水温が28℃なら合計58℃。これは“適〜最適ゾーン”なので、気持ちよく遊べる目安になりますよ♪
ビニールプールを使えるのは7月中旬〜8月末が基本。でも毎日の「体感」で判断を
期間の目安はあるものの、風が強い日や曇っている日、水が冷たい朝などは要注意。「今日はちょっと肌寒いかも…」という直感も大切にしてくださいね。
ビニールプールを長持ちさせるには?正しい収納・保管方法を知ろう
「たった1シーズンでダメにしちゃった…」を防ぐ!カビ・くっつき・劣化を防ぐ賢い管理術、教えます。
夏の間、おうちで大活躍のビニールプール。でも、シーズンが終わる頃には「カビが生えた!」「ビニールがくっついて広がらない…」なんて声も。
せっかく買ったプール、1回きりの消耗品にしたくないですよね。そこで今回は、毎年気持ちよく再利用できる“収納のコツ”をママ目線でご紹介します!
シーズン中の保管は“手軽さ”と“劣化防止”のバランスがカギ
毎日使うなら「膨らませたままの室内保管」もアリ!
スペースが許せば、膨らませたまま玄関や洗面所に置くのもひとつの方法。空気を抜いたり入れたりする手間がなく、すぐ遊べるのが最大のメリットです。
でも注意したいのが「直射日光」と「子どもの安全」。日が差し込む場所に置いておくと、ビニールが変色・劣化してしまうことも…。室内の日陰、かつ子どもが勝手に触れない場所に置くのが理想です。
数日使わないときは屋外でもOK!ただしカバーと日陰は必須
大型プールなど室内に収まらない場合は、屋外の“日陰”に一時保管も可能。ただし、紫外線対策を忘れずに。
- プール全体にレジャーシートや専用カバーをかける
- 飛ばされ防止に重石をのせる
- 地面に直置きしない(傷防止に下にシートを敷く)
シーズンオフは丁寧に!来年も気持ちよく使うための“しまい方”
夏が終わったら、おうちプールにもおやすみの時間がやってきます。でも!この片付け方ひとつで、来年のスタートがぜんぜん違うんです。
適当に畳んで押入れにポイ…ではなく、少しの手間でプールの寿命はぐんと延びますよ♪
1. まずはしっかり洗って汚れオフ
見た目にはきれいでも、汗や皮脂、虫や葉っぱ、そしてカビのもとになる菌がついていることも。
水を抜いたあと、中性洗剤や重曹水で全体をやさしくこすり洗いしましょう。折り目や空気栓のまわりなど、汚れが溜まりやすい部分はとくに丁寧に。
2. カビ防止の決め手は“完全乾燥”
とにかく「水分ゼロ」まで乾かすことが最大のポイント!
- まずはタオルでしっかり水気を拭き取る
- その後、風通しのいい日陰で陰干し
- 時々裏返して、すみずみまで乾かす

ビニールがほんのり冷たいと感じるうちは、まだ湿気が残っているサイン。手で触って完全に“カラッと”してから次のステップへ。
3. ビニールがくっつかない“ひと工夫”
乾いたあとは、畳む前にぜひベビーパウダーや専用パウダーをビニール全体に振りかけて。
これをしておくだけで、来年出したときに「くっついて広がらない!」というストレスがゼロになりますよ。
パウダーがなければ、新聞紙を一枚ずつはさんで畳むのも◎。密着を防ぎつつ、湿気対策にもなります。
4. コンパクトに畳んで、箱orケースへ
空気はできるだけしっかり抜きましょう。ストローを空気栓に差すと、逆流防止弁が開いて抜きやすくなります。
畳んだら、購入時の箱や専用の収納ケースにイン。シュノーケルや空気入れなど関連グッズも一緒にまとめておくと、来年ラクちんです。
5. 保管場所は「高温多湿NG」「直射日光NG」
おすすめの保管場所は、押入れ・クローゼット・階段下収納など。風通しがよく、温度変化が少ない場所がベストです。
- お風呂場の近く(湿気が多い)
- 屋根裏(高温すぎる)
- 屋外(雨や紫外線で劣化)
除湿剤や新聞紙と一緒に収納すると、カビ防止効果がさらにアップ!
ここまでしっかり準備しておけば、次の夏がやってくるのが待ち遠しくなりますよ♪
収納スペースが足りない…そんなときは?
「ビニールプールを畳んでも意外とかさばる」「他の夏グッズもあって収納場所に困る…」そんな声、よく聞きます。
とくにアパートやマンション暮らしのご家庭では、押入れやクローゼットのスペースが限られていることもありますよね。
そんなときは「トランクルーム」も便利な選択肢
おうちに入りきらない季節グッズを、一時的に預けておけるのがトランクルームの魅力。
- ビニールプールや浮き輪、夏用ラグやファンなど
- 冬に使わないキャンプ用品やベビーカー
こうした“オフシーズンだけ使わないアイテム”をまとめて保管できるので、家の中がスッキリ。衣替え感覚で収納できます。
出し入れの手間を減らすなら「宅配型トランクルーム」も
最近は、自宅まで引き取り・返却してくれる「宅配型」のトランクルームサービスも人気。
スマホひとつで申し込みできて、預けた荷物はスマホで中身を管理できるので、とっても手軽なんです。
- 「重いビニールプールを物置まで運ぶのが大変」
- 「収納場所にホコリがたまるのがイヤ」
そんな方には、宅配型の方がぐっと快適に感じられるかもしれません。

ビニールプールって秋冬はまず使わないから、賢く収納してスペースを有効活用出来たら気分いいですよね!
まとめ:ビニールプールを“安全に長く使う”ために
家庭用ビニールプールは、ただ楽しいだけでなく、正しい時期と方法で使うことが安全への第一歩。さらに、きちんと手入れすれば何年も使える、賢い夏アイテムです。
- 使う時期の目安は 7月15日〜8月末
- 水温+気温で快適ゾーンをチェックする習慣を
- 収納時は 洗浄・乾燥・パウダーの3ステップで来年もキレイに
- 収納スペースに困ったら 宅配型トランクルームも活用!
お子さんと過ごす夏のひとときが、楽しく、安全で、快適な思い出になりますように。
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