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【実録】トランクルームに家電を預けて大失敗!故障・カビ・異臭…その末路と対策を公開!

本ページの目次

トランクルームで家電保管が全滅⁈ 失敗先生エピソード

「トランクルームって便利そうだし、ちょっとだけなら大丈夫でしょ?」――そんな軽い気持ちで家電を預けた結果、まさかの悲劇。SNSでも“想像以上に壊れた”“まったく使えなくなった”といった体験談が数多く寄せられています。

家電保管の悲劇

【冷蔵庫】2年保管でドアパッキンが真っ黒カビ地獄

冷蔵庫の保管でパッキンがカビ地獄

冷蔵庫は庫内に水分や食品成分が残っていると、わずかな期間でもカビが繁殖しやすい家電のひとつです。とくに高温多湿な環境で長期保管すると、パッキンやトレイの隙間に黒カビが発生し、衛生面から再使用が困難になるケースもあります。

実際にアメブロで日常生活を発信しているrararan55さんは、2年間トランクルームで保管していた冷蔵庫を久々に開けたところ、パッキンや庫内がカビまみれで廃棄せざるを得なかった体験を投稿しています。「洗濯機が先にダメになると思っていたのに…」という驚きの声も印象的です。
参考:アメブロ投稿「2年間放置した冷蔵庫の末路」

【洗濯機】戻したらホースが劣化、接続部から水漏れ

冷蔵庫のホースが劣化、接続部から水漏れ

洗濯機は内部に水分が残りやすく、排水ホースや接続部などのゴム・樹脂部品が劣化しやすい構造です。保管中の劣化が進行すると、再設置時に水漏れや故障の原因となることがあります。

rararan55さんは同じくトランクルームに預けていた洗濯機を再設置した際、排水ホースの劣化による水漏れ、蛇口接続部の交換が必要になったと報告しています。事前の水抜きやカバー装着の大切さを実感したそうです。
参考:アメブロ投稿「洗濯機の保管トラブル」

【エアコン】再設置時に「中カビだらけ」と業者が絶句

エアコンの再設置時にカビだらけの図

エアコンは使用後に水分が残りやすく、送風路や熱交換器内部にカビが発生しやすい家電です。密閉状態で高温多湿なトランクルームに保管すると、分解クリーニングが必要なレベルで汚染される場合があります。

rararan55さんは、保管後のエアコン再設置時に業者から「これは中がカビだらけなので、専門清掃をおすすめします」と言われたと綴っています。にもかかわらず「とりあえず設置だけしてもらった」と苦笑する記述からも、困惑ぶりが伝わります。
参考:アメブロ投稿「エアコンの中にカビが…」

【掃除機】保管後、突然電源が入らず故障

掃除機保管後にモーター故障

掃除機は外観上の劣化が見えづらいため保管に適していると思われがちですが、実は内部のモーターや基板に湿気がたまると故障の原因になります。特に長期保管後は、埃や湿気によって内部部品がショートするリスクが高まります。

rararan55さんは5年間トランクルームで保管していた掃除機を再使用したところ、使い始めて約1か月で突然電源が入らなくなったと報告しています。急遽ダイソンの掃除機を買い直す羽目になり、「荷物整理中に壊れると本当に困る」と綴っています。
参考:アメブロ投稿「掃除機、突然の死」

【テレビ】電源オンで“バチッ”!白煙が立ちのぼる

テレビから白煙が立ち上る

テレビは精密機器であり、温度や湿度の変化に非常に敏感です。長期間使用しないことで内部コンデンサーの劣化が進み、再び通電した際に突発的なショートや破裂を起こす事例もあります。

同じくrararan55さんの体験によると、5年ぶりに起動したテレビが「バチッ」という音とともに白煙を上げ、完全に故障したそうです。使用期間は約8年、保管5年ということで寿命的には納得できるが、「使ってなかった分、いけると思ってた」との後悔が滲んでいます。
参考:アメブロ投稿「テレビ爆発事件」
参考:グッドトランクルーム「家電が壊れる理由」

【食洗機・電子レンジ】水分が残り故障、動作不安定に

食洗器と電子レンジの水分が残り動作不安定に

水を扱う食器洗い乾燥機や、内部が高温多湿になる電子レンジは、保管中の湿気や残留水分によって基板や配線にダメージを受けやすい家電です。数か月の保管でも、動作不良を起こすリスクがあります。

アイリトック公式ブログでは、食洗機を保管したユーザーの事例として「再起動後に動かなくなった」「動作が不安定になった」などの報告が紹介されています。精密部品を含む家電ほど、保管環境の影響が顕著に出るようです。
参考:アイリトック公式ブログ「家電トラブル事例」

【パソコン・ゲーム機】見た目は無事でも中はダメージ大

パソコン・ゲーム機は見た目が無事でも仲はダメージ大

パソコンやゲーム機のような精密電子機器は、長期保管による経年劣化や静電気、湿気によって基板やSSDが破損するリスクがあります。特にSSDは「3か月以上無通電でデータ保持が不安定になる」と言われており、注意が必要です。

グッドトランクルームやアウェルのコラムでは、こうしたデバイスの保管時に「定期通電」や「通気の確保」を推奨しています。外見はきれいでも内部にダメージが蓄積されていることもあり、使おうとした瞬間に起動しないといったトラブルが発生しています。
参考:アウェル宅配型トランクルーム
参考:グッドトランクルーム

トランクルームで家電が壊れる原因

なぜこんなことがおこるのでしょう?

一見安全に思えるトランクルームでも、家電をそのまま預けてしまうと想定外の故障につながるケースがあります。ここでは、家電が壊れる主な原因を4つに分類し、それぞれの仕組みや注意点を解説します。

湿気・結露による内部劣化とカビの発生

トランクルーム内の湿度は、特に梅雨〜夏季にかけて非常に高くなりがちです。温度差によって庫内に結露が発生し、家電内部に水分が侵入すると、回路の腐食やショート、カビ発生の原因となります。金属製の部品が錆びたり、ゴムパッキンに黒カビが広がるなど、見た目にも機能的にも大きなダメージを受けることになります。

空調がない屋外型トランクルームでは、外気温の影響で内部が高温多湿になることもあり、湿気対策が不十分だと数日〜数週間で家電が劣化し始めるリスクがあります。

ホコリ・汚れの蓄積による機能低下

長期保管中に家電に付着したホコリは、見た目だけでなく内部回路やモーター、送風口にも影響を及ぼします。ホコリが湿気を含むと、電源を入れた際に基板ショートを起こす原因にもなります。特に掃除機、扇風機、パソコンなど、吸気口やファンがある製品は注意が必要です。

また、収納時に十分な清掃をせず、汚れや洗剤カスが残ったままだと、それがカビや雑菌の温床になり、異臭や腐敗の原因となる場合もあります。

温度変化・高温による電子部品の劣化

トランクルーム、とくに屋外型のコンテナでは、夏場に室温が50℃を超えることもあります。こうした高温状態では、家電内部の電子部品(特に電解コンデンサーや樹脂部品)が熱で劣化し、使用再開後に破裂・ショート・発煙といったトラブルにつながるケースも報告されています。

精密機器や高機能な家電ほど温度変化に弱く、特にパソコン・テレビ・電子レンジなどは長期保管による内部部品の劣化が目立ちます。

バッテリー・ストレージの自然放電とデータ喪失

電池・バッテリーを内蔵している製品(パソコン、ゲーム機、モバイル家電など)は、通電していなくても微弱な放電が続きます。これにより長期保管中にバッテリーが劣化し、膨張や故障、最悪の場合は起動不可となるケースも。

特にSSD搭載パソコンやデジタル家電は、通電しないまま3ヶ月以上放置すると、データ保持が不安定になる可能性があるとされており、定期的な通電やバックアップが推奨されます。

トランクルームに電化製品を預ける場合のチェック項目

トランクルームに家電を預ける際には、製品ごとに気をつけるべきポイントがあります。以下では主要な電化製品について、預け入れ前のチェックリストと注意点を詳しくご紹介します。

大前提!空調管理されたトランクルームを選ぼう

  • 室温が通年で15〜25℃程度に保たれているか
  • 湿度管理(除湿機・加湿器など)が導入されているか

空調が管理されていれば、湿気や高温による家電の劣化リスクを大幅に減らせます。とくに梅雨や夏の高温期には、非空調型の屋外コンテナに家電を入れるのは非常に危険です。

もちろん、「なるべく安く保管したい」という気持ちも理解できます。ただし、故障して買い直す羽目になると、結果的に高くついてしまうことも。高価な家電ほど、保管コストを惜しまない判断が、後悔を防ぐポイントです。

もし迷っているなら、いっそ不要な家電は思い切って処分したり、必要な人に譲ったりするのもひとつの手です。買い直しのコストと保管料を天秤にかけて、冷静に考えると、何を残すべきかが見えてきます。

温度管理ができれば、家電トラブルの多くは回避できる

トラブル内容 温湿度管理で防げるか 備考
湿気によるカビ・結露 ◎(大幅に防げる) 湿度50%以下で管理されていれば安心
高温による電子部品の劣化 ◎(防げる) 特に夏のコンテナ型に多いトラブル
バッテリーの膨張・劣化 ◯(ある程度抑制可能) 低温・無通電でも自然劣化は進行
ホコリ・虫の侵入 ×(別対策が必要) 密封・ラッピングが有効
放置によるデータ消失(PC/SSD等) △(温度管理は補助的) 通電・バックアップも重要

電化製品を預ける前に、「温度・湿度の管理がされているかどうか」を最優先で確認するのが、最大の防衛策です。

冷蔵庫|カビ・腐敗・基板腐食に注意

  • 庫内を完全に空にし、ドアは開けたまま保管
  • 水抜きと乾燥を徹底(特にドレンパン)
  • 防カビ剤・乾燥剤を併用
  • 長期保管後は必ず点検してから通電

密閉状態で保管すると、庫内に湿気がこもりカビや異臭の原因になります。回路基板が湿気で腐食し、起動しないケースも多発。

テレビ|ホコリと静電気が天敵

  • 画面を柔らかい布で清掃し、専用カバーを使用
  • 配線端子にキャップまたはラップを巻いてホコリ除け
  • 高温環境では液晶・基板が劣化する恐れ

再通電時に破裂や異音が起きることも。画面割れや基板ショートのリスクがあるため、なるべく空調管理された場所での保管が望ましいです。

電子レンジ|湿気と内部残留汚れに注意

  • 庫内を洗浄し、完全に乾かす
  • ターンテーブルなど外せる部品は別に保管
  • 湿気吸収のため新聞紙や乾燥剤を同梱

保管中に庫内でカビが繁殖する事例が多発。食品の残り香や汚れを放置したまま保管すると、ニオイが取れなくなることも。

パソコン|SSDの劣化とバッテリーの膨張

  • 外部ストレージやクラウドにバックアップ
  • リチウムバッテリーは必ず取り外す
  • 静電気防止袋と乾燥剤で密封
  • 3ヶ月に1回程度の通電がおすすめ

SSDは無通電状態が長期間続くとデータ消失の恐れあり。内部パーツは見た目では劣化が判断しにくいため、再起動前に点検を。

エアコン|水分と虫の侵入に要注意

  • ホース内の水分を完全に抜く
  • 室内機・室外機ともにラップやビニールで密封
  • フィルター清掃と内部乾燥を行ってから保管

室外機のホースから虫や湿気が侵入し、カビや詰まりを起こすことがあります。再設置時に水漏れや悪臭が発生しやすい機器です。

洗濯機|残留水分とゴムパッキンのカビ

  • 洗濯槽洗浄を行い、水抜き穴から完全排水
  • 給排水ホースは取り外して別保管
  • 扉を開けたまま保管し、通気を確保

特にドラム式洗濯機は、パッキン部分のカビが深刻です。カビが根を張ると除去が困難になり、衛生面でも問題が残ります。

ゲーム機|精密基板とバッテリーの保護を

  • SDカード・ディスクは取り出して別保管
  • 防湿ケースに乾燥剤を入れて収納
  • バッテリーは取り外し、直射日光を避ける

携帯型ゲーム機ではバッテリーの自然放電による膨張が報告されています。外見がきれいでも、内部基板が破損していることも多いため、動作確認は慎重に。

空調付きのトランクルームを探す方法

トランクルームの選び方

ここまで読んで「やっぱり空調付きのトランクルームを使いたい」と思った方に向けて、探し方のポイントをご紹介します。最近は検索機能付きの便利なポータルサイトや、手間なく預けられる宅配型のトランクルームも登場しています。

検索機能付きのポータルサイトで、空調付き物件を探す

現在では、地域や条件を絞り込んで空調付きトランクルームを検索できるポータルサイトが複数あります。こうしたサイトでは、以下のような条件で物件を簡単に見つけることができます。

  • エリア・沿線別検索
  • 屋内型 / 空調付きトランクルームの絞り込み
  • 初期費用や月額料金での比較
  • キャンペーンや無料期間の表示

比較検討しながら選べるのは、ポータルサイトならではの利点です。

宅配型トランクルームという選択肢もあり

もうひとつ注目されているのが、集荷・保管・返却までをすべてお任せできる「宅配型トランクルーム」です。これなら、家電を梱包するだけで自宅から出ずに保管を開始できるため、特に都市部や車を持たない方に人気です。

宅配型トランクルームには以下のようなメリットがあります。

  • スマホやパソコンから申し込み・集荷依頼が完結
  • 温度・湿度管理された倉庫で保管されることが多い
  • 1点ずつ管理・撮影され、管理画面から出し入れできるサービスも

一方で、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電には対応していないケースもあるため、保管できるサイズ・重量の上限を事前にチェックしておくことが大切です。

保管できない家電は“手放す”選択肢も

迷ったら“手放す”選択もあり:家電を処分・売却するという判断。

メルカリで売る:高く売れるが手間も覚悟

メルカリは中古家電の売買でも人気のプラットフォーム。動作確認が取れていて、状態がよければ相場より高く売れることもあります。ただし、梱包や発送の手間、購入者とのやり取りには少し時間と労力が必要です。

ジモティーで“引き取り”形式の取引も

ジモティーは地域密着型の掲示板スタイルで、引き取り条件付きで家電を格安または無料で手放すことができます。とにかく早く処分したい場合におすすめですが、相手とのやり取りや引き渡し場所の設定は自己責任で行う必要があります。

ハードオフなどリサイクルショップに持ち込む

ハードオフやセカンドストリートといった店舗に持ち込めば、その場で査定・即現金化が可能です。相場よりは安くなる傾向がありますが、スピーディーかつ確実に処分できるのが最大のメリットです。

まとめ:失敗先生からのメッセージ

「ちょっとだけ預けるつもりだったんです……」「空調なんてなくても大丈夫だと思ってました」――かつての私も、そう思っていました。

でも、家電は“繊細な電子機器”であって、雑に扱えばそれ相応の結末が待っているのです。

今回のしくじりで私が学んだのは、「保管環境を甘く見るな」ということ。

  • 温度・湿度管理がないトランクルームは、家電にとって過酷な環境
  • 「とりあえず入れとこ」は、後悔への第一歩
  • 保管コストより、買い直しの出費のほうが痛い

トランクルームを使うなら、「大切な家電にはコストをかけて守る」か、「迷うなら手放す勇気を持つ」か。後で泣かないように、先に考えておくことが、最大の防衛策です。

皆さんはどうか、同じしくじりを繰り返さないように。

――それでは、また次回の授業でお会いしましょう。

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